今でこそ、地元富士市で外壁の塗替え専門店の親方をさせてもらってる私、山本ですが、卒業当時は介護の仕事をしたいと思っていました。吉原工業高校を卒業後に某大手企業に就職しましたが、自分の中で「やはり人のために何か役立つ仕事がしたい」という気持ちが大きくなり、数か月で退社してしまいました。その後、専門学校の学費を貯めるために、友人の父親の塗装店にアルバイトに行きました。1年間のバイトの予定でしたが、友人たち社員と、アルバイトの自分との待遇の違いに、「俺だって一人前の職人になってやる!」という熱意が沸き起こり、塗装職人の道を歩みだしちゃいました(笑)。
それからは辛い下積み修行が続き、正直言うと介護の仕事と迷っている時期でもありましたが、2年ほど経ったある時、親方に「一軒任せるから塗って来い!」と言っていただきました。
まだまだ修行中の身でしたので、数少ないチャンス!お客様に喜んでいただけるように一生懸命、無我夢中になって頑張りました。そして塗替え工事が完了し、最後のご挨拶の際に、「こんなに綺麗に仕上げてくれて本当にありがとう!」と言っていただき、お母さんの「ありがとう」の言葉、嬉しくて涙が・・・。
その時に自分の中で迷いが無くなり、「ペンキ屋さんは誰かの役に立てる立派な仕事なんだ!将来は独立してもっと地元のみなさんに喜んでもらいたい!」と決意をし、塗装職人を極める為、大手塗装店に就職。その後、大小様々な現場で8年間修業し、29歳で夢だった独立ができました。
私の塗装職人としての原点は、あの時のお母さんの「ありがとう」の一言です。私はあの時のお母さんの笑顔は一生忘れません。
私の職人としての志は、「花よりも、花を咲かせる土であれ」です。お客様の綺麗に彩られたお家と、笑顔の花を咲かすべく、手塗り職人は真心込めていつも一生懸命、ただそれだけです。エバーグリーンの妥協をしない外壁塗装は、長持ち塗装なんですよ。それは、こだわり塗料と、過去の実績が証明します!